例えば、今、手元に100万円の資金がある場合、一度だけのトレードなら全て使っても良いのですが、日経225先物取引などのトレードを数ヶ月、数年と続けるのであれば、資金管理を徹底する必要があります。
そのためには、「どうすれば儲かるのか？」よりも「どうすれば破産するのか？」をきちんと理解しておく必要があるのですが、これが理解できるようになれば、今度はルールを守るだけです。
例えば、次のような成績をキープできていたとします。（資金は100万円）
1 勝率5割
2 損益比率1対2（負ける時は1万円、勝つ時は2万円）
この場合、10回トレードすると勝つ時（2万円×5＝10万円）から負ける時（1万円×5＝5万円）をマイナスしますので5万円のプラスになります。
よって、単純に100万円の資金に対して5万円が増えたことになります。（細かい手数料などは省きます。）
つまり、上記の勝率と損小利大の成績を維持できれば、お金が増えていくことがわかりますので日経225先物取引などのトレードを続ける意味があると言えます。
しかし、勝率5割で勝つ時も負ける時も同じ割合の場合、資金は増えませんので、手数料や費やす時間を考えると何もしない方がマシと言うことになります。
ですから、日経225先物取引などのトレードを行う場合、先ほどの数字を目安にして、勝率を上げたり、損失の値を小さくして、利益の幅を大きくすると儲かることがわかります。
と、このように解説すると簡単なように見えますが、実際に日経225先物取引などのトレードを行うと2連敗、3連敗をすることもあります。
また、冷静さをなくすと、更に負けるようになっているのが相場の世界ですので、最初はデモ口座で練習をして、マイルール作りから始めて下さい。