ポジポジ病を克服するためにはどうすれば良いのか?

投稿者: | 2017年10月25日

トレードを始めると、つい値段が気になってしまいますが、何度か勝ちを経験すると、トレードしないと損をしている気分に陥ることがあります。

これを業界用語で「ポジポジ病」と言いますが、病名は名前の通りです。
この状態に陥るのは、主にギャンブル的なトレードをしている方に多いです。

一方、一週間を目処にしたスイングトレーダーや1ヶ月から3ヶ月の期間を目処にトレードを行っている方は、あまり関係がない話と言えます。

トレードと言うのは、将来の値動きを予測した上で、これから上がりそうであれば買い、これから下がりそうであれば売るのが正しい戦略です。

また、見ているチャートの時間軸を上げることによって、売買回数は減っていきますので「ポジポジ病」を克服したい方は、時間軸を上げてみて下さい。

ほかには、トレード回数に上限を設けるのも良いと思いますが、連勝中は辞めるのが難しいため、負けたら休む感じで制限をかけることも良いでしょう。

通常、会社員の場合、チームで動くことが多いため制限や制約がありますので、個人プレーを望まれる方には煩わしく感じることもあると思います。

一方、トレードの場合、基本的に一人で意思決定を行い、繰り返していきますので自由と言えば自由ですが、身近に間違いを指摘してくれる人がいません。

よって、自分でルールを作り、守っていくしかありませんが、このように考えるとトレードと言う職業は禅(ぜん)のようなところがあります。

つまり、自分に厳しくならないといけないわけですが、現在、自分に甘い人にとって、いきなり厳しい生活を送ることには無理があると思います。

ですが、少しずつなら改善できると思います。
ですから、一つずつ悪いところを改善していきましょう。

また、多くの勝ち組トレーダーを分析するとわかりますが、その人の日常生活が面白いように反映されるのがトレードの世界です。

もちろん、日常生活を改善しても「方向性」を間違ってしまうとトレードで利益を得ることはできませんが、日常生活をきっちりすることは大事です。