誰でもトレードを始めると、なぜか、新聞やニュースを読むようになります。
これは、人間の心理の一つに「お金を失いたくない感情」があるからでしょう。
しかし、現実は、どんなに新聞を読んでも、どんなに経済に詳しくなっても、また、日々、配信されるニュースを閲覧しても勝てるようにはなりません。
では、どうすれば、勝てるようになるのでしょうか?
この答えは、凄くシンプルで目の前のチャートだけを見ておけば良いのです。
この理由は、人々の行動をリアルタイムで表わしたものがチャートだからです。
この意味がわかる方は、トレードで勝っている方だと思いますが、そうでない方は、トレードで負けている方だと思います。
よく、「株は思惑で買って事実で売れ!」などと言われていますが、これは、内部の人は事前に情報を知っていると言うことです。
つまり、個人レベルの話で例えると、自分が結婚する場合、自分と結婚相手は何日に結婚するかコントロールできる立場にあります。
その後、結婚する日が正式に決まれば、最初に家族や親族に知らせるでしょう。
そして、会社の上司や同僚、友人などに知らせることになると思います。
田舎などでは、口の軽い人に一人でも伝えれば、すぐに話が広まり村中に伝わるかもしれませんが、これを経済ニュースに置き換えると、良いニュースも悪いニュースも、その会社の上層部の方は事前に知っていると言うことです。
ですから、どちらの場合も内部の人が先回りしていることが推測できますので、「経済(または株価)は常に先取りする」と言う理屈が成り立つのだと思います。
このように見ると、チャートと言うのは、人々の動きを表したものであると言えますが、気になる方はテレビやニュースを参考に研究してみて下さい。
すると、残念ながら、「明るいニュース=売り、暗いニュース=買い」であることが、ほとんどだと言うことがわかります。
つまり、ほとんど反対なのですが、相場のルールを知らない方は素直に売買されることが多いため損をする方や破産をする方が多いです。