中央銀行の仕組みが理解できると世界観が変わる

投稿者: | 2017年10月25日

トレードを始めると、毎日、凄い金額が動いていることに気付きます。
これは、各ネット証券会社の売買代金ランキングを見ると一目瞭然です。

また、日経225先物取引も毎日の出来高から、1日の売買代金がわかりますが、FXに関しては、東京、ロンドン、ニューヨークと3つの大きな市場をリレーします。

よって、1日の売買代金はトータルで100兆円を超えているとも言われますが、このように見ると、世界には、たくさんのお金があることがわかります。

1日に動いている金額を分析すると、誰が売買をしているのかが見えてきますが、その正体とは、以前にもお伝えしましたが機関投資家(主に銀行)になります。

ですから、気になる方は、日本にある各銀行の公式ホームページを見て、一社ずつ預金残高を確認してみて下さい。

特にメガバンクの公式ホームページを見ると預金残高数に驚くと思いますが、地方銀行にも、たくさんのお金があることがわかります。

しかし、もっと凄いことがあります。
それは、銀行の銀行と言われる中央銀行の存在です。

日本の場合、中央銀行は日本銀行になりますが、中央銀行は世界の各国に一つずつあります。(詳しくは、インターネットで調べてみて下さい。)

通常、私たちは、日々、活用している日本銀行券の1万円札などを印刷することはできませんが、日本銀行は、唯一、紙幣を発行する権利を持っています。

また、中央銀行である日本銀行には、政策金利の調整も行う権限があることから、金融市場への影響力は非常に大きいです。

ですから、FXや日経225先物取引のトレードをする場合、日々のニュースを見るより、中央銀行の動きを見る方が大事になってきます。

具体的には、金利の変動に注意する必要があります。
なぜなら、政策金利の変更時は為替価格の暴騰、暴落が起きるからです。

2015年にスイスフランの暴騰がありましたが、中央銀行がルールを改善したり、金利を大幅に変更すると、あのような出来事が発生します。

そのため、トレードを行う場合、逆指値注文を義務付けることが重要になってきますが、多くの方は、逆指値注文を入れていないため破産します。

最後に世界の各国に一つずつ設置されている中央銀行の株主についてですが、こちらは、是非、時間のある時に調べてみて下さい。

すると、「世界がどのように動いているのか?」が理解できると思います。
また、政治と経済(戦争も含む)が連動していることにも気付くと思います。

詳しくは、いろいろな本でも解説されていますが、馬渕睦夫先生や苫米地英人先生の本を読むとわかりやすいと思います。