巷では、日経225先物取引などのトレードが上手くなるためには、「本をたくさん読みましょう。」とか「身銭を切って何回もトレードを行いましょう。」などと言われています。
しかし、実際に日経225先物取引の本を読んでも勝てるようになりません。
また、何回、実践してもトレードは常に未来を予想するため難しいです。
そこで、オススメなのが相場の特徴を日常生活に置き換えて考えてみましょう。
具体的には、天気予報や道路交通情報などに例えるとわかりやすいと思います。
ご存じのように天気には、晴れ、曇り、雨、雪、台風などがあります。
また、季節によって天候が偏ったり、時間によって温度差が変化したりします。
相場の場合、大きく分けると「上がる、下がる、横ばい」の3つしかありませんが、大きく上がる(または下がる)日もあれば、少しだけ上がる日(または下がる)もあります。
ちなみに、明日、陽線が出る確率と陰線が出る確率は約50%と言われています。
このように考えると、天気予報と相場は似ている部分があります。
共通する重要な点は、「どちらも自分でコントロールができない」と言うことですが、これは、多くの方が利用される道路交通情報でも同じことが言えます。
例えば、急いでいる時に渋滞に巻き込まれるとイライラしますが、このような場合、時間が経過するのを待つしかありません。
また、自動車を運転する場合、交通ルールを遵守しないと命を落とす可能性が高くなりますが、相場のルールも遵守しないと破産することになります。
よって、日経225先物取引などのトレードで勝つためには、相場のルール(資金管理のルールも含みます。)を守ることは絶対条件になります。
最初の頃は、買ったら下がる、売ったら上がるような経験をするかもしれませんが、短い時間足でチャートを見ると、そのように感じると思います。
しかし、日足チャート以上で分析すると正しい方向性を認識することができますので、短い時間足でチャートを見られている方は時間軸を上げてみて下さい。
すると、短い時間足でエントリーする時と比べてエントリー回数は減りますが、勝率や損益比率は上がると思います。(1回のトレードで大きく勝てるようになります。)