金融市場では普段の10倍以上の確率で「まさか」が起こる

投稿者: | 2017年10月25日

自己啓発の本などを読むと、人生には、「上り坂」と「下り坂」に加えて、「まさか」と言う坂があると書かれていたりします。

確かにその通りなのですが、確率的には、10年から20年に1度あるかないかです。
また、人によっては、生涯で一度だけかもしれません。

ですから、相場も同じだろうと思い込むと危険です。
なぜなら、相場では日常生活の10倍以上の確率で「まさか」が起こるからです。

つまり、「まさか、この値段で買えないだろうな!(また、売れないだろうな!)」と思っていても買えたり(また、売れたり)します。

相場には、日経225先物取引以外にFXや日本株などいろいろありますが、このような出来事は頻繁に起こります。ですから、逆指値注文は必ず入れた方が良いと言えます。

と言うより、逆指値注文を入れない人は、トレードを辞めた方が良いでしょう。
理由は、遅かれ早かれ相場から退場するからです。

また、相場の特徴として、損切りのポジションが貯まっているところを目がけて突き進んで行く傾向がありますので、この特徴も頭に入れておく必要があります。

上記は、金融市場の特徴ですが、金融市場では、「物」を作っているわけではありませんので、誰かが損をしなければ成り立たない仕組みになっています。

ですから、そのような事実を理解した上でチャートを見られるようになると、一つレベルアップした形でトレードができるようになりますので、まだ、このレベルに達していない方は頑張って下さい。