トレードを始める多くの方は、今の仕事を辞めたいがために日経225先物取引などを始める方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的には、専業トレーダーはオススメしません。
その理由は、幾つかありますが、まず、一つに絶対に勝たなければいけないプレッシャーと常に戦う必要性に迫られるからです。
会社員をしていると、毎月、確実に働いた分が給料として振り込まれますが、これらがなくなるとゼロどころマイナスになります。（社会保険がなくなるのも一つの理由です。）
もちろん、何か自分で仕事をしていて収入源があれば良いのですが、そうでない人は、安易に専業トレーダーを目指すのは良くないと思います。
また、トレードを専業にすると家に引きこもりがちになりますので、一人暮らしの方であれば、誰とも会話をしなくなり、場合によっては、精神病になる方もいます。
ほかには、退場に追い込まれた後の社会復帰が難しいと言うのもあります。
具体的には、年齢にもよりますが再就職が難しくなると言うことです。
日本では、投資やトレードは危険、ギャンブルなどのイメージが強いため仕方がないかもしれませんが、これが、社会の現実です。
ですから、どうしても専業トレーダーを目指される方は、証拠金とは別にチャレンジしたい年数分の生活費を貯めておく必要があると言えます。
このように考えると、専業トレーダーになるのは非常に険しい道のりに見えますが、当サイトでおすすめしているスイングトレードであれば、副業でも十分に可能ですので会社員を辞める必要はありません。
よって、毎月の安定収入を確保したまま、トレードで稼いだ資金は全て活用できると言うダブルインカムが実現できます。
そして、数千万円から億単位の資金が貯まってから、会社員を辞めて専業トレーダーになるのも良いかもしれませんが、トレードスキルにもよりますので難しいところです。
話を戻しますが、専業トレーダーになるのは、起業するよりもリスクの高い行為と言えますので、実際に目指される方は、大きな覚悟が必要になると言えます。